本日も震災に遭われた方々のケアのための情報をお伝えしていきたいと思います。治療院だからこそ、整体という人の身体のケアができる立場だからこそお伝えできるのだと思います。
エコノミークラス症候群が大きく挙がっていますが、地震や避難生活による影響はそれ以外にもたくさんあります。特に今のように余震が続いていたり、いつ避難所から帰ることができるか分からないと、ストレスもすごいでしょう。実際、このようなニュースも多く報道されていますし、ネットニュースでも話題になっています。
震災関連死について
以下夕刊フジより引用
「被災者らは余震におびえ、窮屈な環境で過ごしており、ストレスなどが関係したとみられる死者も出始めた。17日朝には、熊本県阿蘇市の避難所にいた女性(77)が急性心不全で死亡。避難生活での体調悪化などが関係する「震災関連死」が疑われている。
マイカーなどで寝泊まりする「車中泊」をする被災者が心身の不調を訴える場面も増えている。」
実はこのほかにも、地震が原因の心身の不調などがあるのです。これは治療院の先生だから分かる、というものもあります。それらについての情報が載ったサイトやブログをいくつかご紹介しますので、口コミでぜひ広げていただければと思います。
「地震酔い」を知っていますか
地震によるストレスもありますが、実は「地震酔い」というものがあるのです。これは、地震が実際に起こっていないのに揺れているような錯覚を起こすもので、乗り物酔いと似たようなものとなります。これは東日本大震災の後に多く発生したもので、余震が長期にわたると起こりやすい、と言われています。
こちらは熊本の震災を受け、東日本大震災の時の記事を再掲載したものです。
以下毎日新聞より引用
『東日本大震災の発生後、地震が起きていない時でも揺れを感じたり、そのせいでめまいや吐き気を訴える人が各地で現れ始めている。余震におびえ、避難所の慣れない環境で不眠に陥る被災者も少なくない。なぜこうした症状が起き、どう対処すべきか探った。
・立て続けの揺れで治まらない「地震酔い」
「震災以来いつも体が揺れているようだ」。栃木県のある診療所で70代の女性が訴えた。余震が心配で熟睡できなくなったといい、血圧も上昇した。この女性の症状は、震災をきっかけに多くの人に起きた心身の変調を、象徴的に示している。
病院検索サイト運営の「QLife」が今月末に関東地方の医師に行った調査(有効回答252人)によると、震災で心因的に症状が悪化した人の症例は、不眠(32%)▽めまい・浮遊感(22%)▽血圧上昇(14%)の順に多かった。』
これについての詳しい情報が鈴木薬手院さんのホームページに掲載されています。一見元気に見える子どもも悩まされている可能性があるとのことです。
http://yakusyuin.com/column/jisin.html
今すぐ始められる震災後のケア
震災後は、これ以外にもいろいろな要因がかかり、身体に不調を感じやすいものです。それらの対策法までを治療院の先生がまとめているものがありますので、こちらもご紹介しておきます。「震災後の整体的な3つのセルフケア」です。
震災ボランティアで重宝される整体
今はまだ余震が続き、それどころではないかもしれませんが、東日本大震災では震災ボランティアとして治療院の先生が皆さんの身体を癒すために出向いていたことが多々ありました。今後そのような需要も出てくると思います。落ち着いてくると疲れがどっと出るし、片づけなどで疲労がたまることもありますから、かなり喜ばれるようです。
http://753753.com/blog/post_337.html
これも口コミでどんどん希望者が増えて行ったようです。大きな金額を寄付することができなくても、人を助けることができる。人の身体を扱う仕事って改めて素晴らしいと感じさせられます。ご自分でできることもあります。この記事が皆さんのお役に立てますように。