マーケティングを学んで店舗経営をうまくやろう

たくさんの店舗が出ては消え、出ては消えしていくこの時代。例えば、ものすごくおいしいハンバーグを出すお店だったのに、店舗を広げて失敗、とか。味には定評があったのに、近くにあった会社がつぶれた途端に閑古鳥・・・とか、ありますよね。

逆に、ごくごく小さなさびれたお店だったのに、少しずつ大きくなって、気付いたら連日行列で、テレビの取材が来るほどになった、とかもあります。同じ時代を生きているのに、なぜこんなにも差が出てしまうのでしょうか。

店舗経営がうまくいくために必要なマーケティング

それはズバリ、マーケティングの仕方の違いだと思うのです。飲食店が分かりやすいので、また例に挙げますが、毎日人は多いけど、売れるのは500円のランチのみ。客寄せのために安くしていて、他のメニューも頼んでくれればと思うのに、こちらはほとんど出ない。ランチがない夜は人がほとんど来ない。これでは店舗経営がうまくいっているとは言えませんよね。

逆に、大賑わいという風ではないけれど、毎日お客さんは昼も夜も入っていて、夜はコース料理を食べていく人が大半。常に予約が入っている、という状態。こちらは実は売り上げがきっちり上がっているんですよね。この差は何かというと、やっぱりマーケティングです。

どうやったら効果的に人を集めることが出来るのか。どうやったらリピーターになってもらえるのか。どうやったら、他のメニューにも目を向けてもらえるのか。どうやったら単価アップが図れるのか。どうやったら人に紹介をしてもらえるのか等々、考えるべきことは盛りだくさんです。

モノが良ければ人はついて来るという間違った思い込み

それを、味が良ければ人はついて来ると言わんばかりに黙々とやっていてもそのうちダメになり「あそこはおいしかったのにね」と言われ、閉店していくお店になってしまうのです。おいしいものも、人に知ってもらわなければそのおいしささえも伝わらないのです。それを知ってもらい、多くの人に満足してもらう、これも実はマーケティングなのです。

お客さんに満足してもらって、自分も満足できる収入を得る、これが最終的な店舗経営の目標であると考えます。そのためにはどうしていったらいいのかを考えるツールがマーケティングです。便利な道具があるのですから、使わなければ損なのです。マーケティングがよく分からなければ、学んでみれば良いのです。

あなたの仕事は、マーケティングです

そもそも、あなたが店舗経営をしているいわゆる社長とか取締役の地位にあるのであれば、あなたの仕事は未来までをしっかり見据えて行うマーケティングです。ただやみくもに作って売る事ではないのです。これは経営者という立場だからこそやらなくてはいけないことだと思ってください。

店舗経営のためのマーケティングを学ぼうと思えば、たくさんの本が出ています。そして、セミナーが、勉強会があります。まずはこれらを体験してみましょう。マーケティングが何たるかは、一度聞いたくらいでは恐らくよく分からないし、自分の中に落とし込むことはできないと思います。ですから、何度でも何度でもその内容をリピートし、本ならば何度でも読み込み、自分が何も考えなくてもできるようになるまでしっかり身に付けてください。

真似だって、いいじゃないか

せっかく、あなたよりも先に成功してきた人がいるのです。なぜそれを真似しようとせず、頑固さだけを押し通そうとするのでしょうか。それはあまり意味のないことです。まず、真似から入ってもいいじゃないですか、成功者のテクニックをうまく自分の経営に取り入れ、成功への道を歩みましょう。

店舗経営のためのマーケティングがしっかりできるようになれば、あなたの大切な城はどんどん大きくなります。そして、あなたの店舗に人がたくさん集まって来るようになるでしょう。店舗集客もできて、いつでも満足そうな笑顔でにぎわうお店を目指して、マーケティングを学びましょう。