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ダンケネディが教える「社長のための時間の使い方」

時間の使い方

昔の社長のイメージと言えば、ふわふわのひじ掛け付きの椅子でふんぞり返っているというものが定番でした。アニメでもよく見たことのある姿でしょう。

しかし、それは子どもの頃のイメージ。大人になるにつれ、社長ってそんなに楽じゃない、と思い始めたはずです。なぜなら、アニメではふんぞり返っていた社長は、ドラマの中ではひたすら印鑑を押したり、書類を山積みにされたりするようになるからです(笑)。

「屁理屈なし、社長のための時間の使い方」という一冊

ダンケネディが出している一冊の本「屁理屈なし、社長のための時間の使い方」によると、「平均的な社長は、8分に1度仕事の邪魔をされる」のだそうです。これは特に小さな会社の社長に起こりがちなこと。それは、小さな会社では、社長は社長ではあるが、現場の責任者でもあり、新人を育てる教育係でもあるからですね。

分からないことがあれば、社長に聞きます。外からの問い合わせも社長につながれます。内から外から、社長は質問攻めにあっているという訳です。自分の大切な会社だから「勝手にやってくれ」ということもできず、それらにひたすら対応していれば、自分がやるべきことがあっても前に進むはずがありません。

社長の仕事はマーケティングである!

社長がやるべきこと。それは、質問に答えることではありません。ダンケネディは、社長の仕事はマーケティングである、と言います。どんな会社の社長であれ、その仕事は会社に利益をもたらすことです。いかに売って、いかに収入を増やしていくかということを考え、実行するのが社長の本当の仕事であるはずなのです。

しかし、それが実際にはうまくできていないため、いつの間にかなくなってしまう小さな会社が多いんです。社長のための時間の使い方の中でも、これは大問題として取り挙げられています。どうしたら効率的に仕事を行っていくことができるのか。どうしたら誰にも邪魔されずに社長としての仕事であるマーケティングを日々行うことができるのか。その質問に対する答えが、「屁理屈なし、社長のための時間の使い方」の中に記されています。

これはたくさんの事例を見てきたコンサルタントであるダンケネディだからこそ知っている真実です。実際、ダンケネディが手掛け、大企業となったところももとは小さな会社だったという所も少なくありません。だからこそ、彼は社長が抱える問題点を知っており、その解決方法を知っているのです。

社長はただ猛烈に働けばいいのだろうか?違うだろう!

会社を大きくするためには、社長はどうするべきなのでしょうか。ただひたすらに24時間ぶっ通しで働くのでしょうか。日本人はとかく勤勉であれ、そうすれば結果が付いて来る、という風に思い込みがちです。もちろん怠けていて売り上げが上がるはずもないし、仕事でトップが取れるなんてことがないのは先刻承知の上としてお話を進めますが、誰にも与えられた時間は平等、1日24時間です。そしてある程度生きられる時間も決まっています。誰もが仙人のように数百年生きられる訳ではありません。

だからこそ、短い時間で効率よく仕事を進めていかなければならないのです。大成功している会社の社長も、経営が火の車になっている会社の社長も、与えられた時間は同じなんです。売り上げが悪いから100倍働くなんていうことは、ロボットでもない限り無理です。ロボットでもそこまで酷使したら壊れてしまいます。

出来ないことに必死になるより、できることに目を向けましょう。ダンケネディが提唱する、社長のための時間の使い方は、今まで実践してきて効果が上がったことばかりなのです。それをうまく取り入れることにより、仕事の効率はぐんぐんとアップしていくでしょう。特に今まで効率化なんて考えていなくてがむしゃらにやって来た、という人にはうってつけです。働く時間を少しだけ、学びの時間に割いてみてはどうでしょうか。

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