ダイレクト・レスポンス・マーケティングの巨匠、ダンケネディ。起業をしている、または考えている人の中で知らない人はほぼいないであろう人。もし名前を知らないとしても、彼が手掛けた「プロアクティブ」なら知っているでしょう。
ダンケネディはプロアクティブをいかに販売するかを手掛け、その結果はご覧の通り。日本でもものすごい売り上げを誇っているではないですか。他にもいくらでもニキビケアコスメはあるのに、みんなの頭の中はすっかり「ニキビケアといえばプロアクティブ」なのですから。その事例からも、いかにダンケネディのコピーライティングがすごいか、そのマーケティング力がすごいかということが分かります。
「社長の仕事はマーケティングだ」byダンケネディ
さて、その成功者、ダンケネディのコンセプトですが、「社長の仕事はマーケティングだ」というものだそうです。多くの社長はここに考えが至らず、自分は社長、ではなく何屋さん、という意識が強すぎるために成功しないのだそうです。そうではなく、マーケッターだけれどたまたまこれを商品にしている」という考え方が成功で、それが社長だということです。
そしてダンケネディと言えば、ダイレクト・レスポンス・マーケティングです。ただやみくもに世の中全部に向かって広告を出すのではなく、興味を持っている人に直接アタックをする、という方法です。例えば、あなたが販売している商品をブログやHPで宣伝したとします。そして、そこには無料のメルマガだったり、商品ならばサンプル請求フォームがあったりする訳です。
そこに登録なり何なりをした人は、少なからずあなたの商品に興味があるということになります。全く見向きもしない人に営業をかけるよりも高い確率で、その商品が売れる訳ですよね。だからこそ、少ない投資で大きく稼ぐことができるようになるし、リピーターも増やしやすいということになるのです。
ダイレクト・レスポンス・マーケティング具体例
例えば、裏側に名前と電話番号などを書く欄のある割引クーポン券などはダイレクトレスポンスを手に入れるツールとなります。美容室などでは、カルテを作るために名前や住所などの個人情報を書きいれますよね。そして美容室を利用した後は、大半の所が何らかのアクションをしてくるでしょう。カットをしたお客さんなら、カットと何かを組み合わせると安くなります、というキャンペーンの告知だったり、人を紹介するとこんなお得があります、というようなものです。
もともとそこに興味があって行ったのですから、街頭でチラシを配るよりは確実に来る確率が高くなるのは誰もが分かると思いますし、実際自分もリピーターとして行った経験があると思います。ダンケネディが提唱するダイレクトマーケティングは本当に効率の良いものである、というのがこれでも証明されます。
あなたがもし起業家ならば、あなたの仕事はマーケティングなのだ、と心得てください。化粧品を売っているから化粧品屋ではないし、車を売っているから車屋ではないのです。社長はあくまで世情を見ながらどのようにして商品を売るかを考えていくマーケッターなのです。
ダイレクトマーケティングを学ぶなら
ダンケネディのマーケティングを学ぶには、著書を読むのが一番です。日本語に翻訳された本は多くありますし、楽天やアマゾンでももちろん販売されています。その他、ブログを読むのもお勧めです。しかし、読むのが苦手、という方は辛いですよね。その場合は、ダンケネディを師とした成功者のセミナーを探し、そこに参加すると楽にダンケネディのマーケティングを学ぶことができます。
ダイレクト・レスポンス・マーケティングはすでに日本の起業家の中に広まっていますから、そのノウハウを上手に利用し、自分なりにアレンジした成功者もとても多いので、見つけるのは簡単ですよ。