サロンと名の付くもの。エステサロン、ネイルサロン、ヘアサロン、日サロもそうですね。おっと、ペットサロンもあります。
サロンはもともと応接室、というような意味の言葉だそうですが、どちらかというと主人がお客さんをもてなしたフランスのサロン、の意味合いの方がこちらの「サロン」にはぴったりでしょうか。
そもそもサロンって・・・
ヘアカットやヘアエステ、ネイルアート、マッサージなど、極上のサービスでお客様をもてなす多くのサロンは、恐ろしいほどに乱立しています。日本の全人口がそれぞれに分かれて行ってくれれば、どこも同じように儲かるはずなのですが、そうはいかないのが現実です。大阪の人が東京のサロンにこまめに通うことだってある訳です。
そして、サロンに通っていた人がそのサロン通いを辞めて別の所に行ってしまう、ということもあるのです。お客さんのみんながみんな、永遠のリピーターではありません。新たな顧客を開拓しなければ、長く生き残っていくのはハードになります。
新規集客の必要性
また、新規オープンしたサロンなどは、とにかく新規集客をしないと立ち行かなくなります。どこかからの独立ならば顧客を引っ張ることもできるでしょうが、それにも限界があります。でも、サロンの新規集客って、いったいどうすればいいのでしょうか。
サロンに特化した新規集客の方法を伝えるブログや教材、DVD、そしてセミナーなどは世の中にとても多く存在します。そして実際にそこで学び、新規集客を成功させて売り上げがどんどん増えているサロンもあります。
新規集客の仕方を学んでも生かせない人とは
しかし一方で、同じように学んだはずなのに結局消えてゆくところもあります。さて、その一番大きな差は何でしょうか。経済力?人脈?いいえ、違います。一番大切なのは、心の持ち方、そしてモチベーションをいかに高く保つかなのです。
モチベーションが高く保てない、そもそもアップしないと悩んでいるサロン経営者の方って意外に多いんです。「よしやろう!」学んだ時はそう思うのですが、それが1週間くらい、早ければ3日でしぼんでしまうんですね。
そして、教材が合わなかったのか、と次のセミナーに行く、教材を買う。そしてまた短期間でモチベーションは保てなくなる。これ、お金と時間の無駄遣いです。新規集客も売り上げアップも何もかも、もとになるのはあなたのモチベーションです。それがなければいくらいい知識を入れても生かすことができないのですから。
思い出すべきことはコレ
なぜあなたはサロンを立ち上げたのでしょうか。その時にはきっと夢があったはずです。野望があったはずです。それをまず思い出しましょう。そして、それを叶えるために人を増やさなければならない、新規集客をしなければならないのだときちんと自分に言い聞かせてください。受験生の「絶対合格!」よろしく紙に書き出すのもいいでしょう。そうして目標をはっきりとさせてください。
そしてその目標と、新規集客のための教材やDVD、セミナーで取って来たメモを並べ、いつでも両方を見ることが出来るようにしておくのです。目標があいまいにならないように気を付けるだけで、モチベーションのアップ、そして高いままのキープがかなりできるようになります。
そして、そのモチベーションの高さはスタッフにも伝染します。引っ張っていく人間の勢いがあれば、後ろも引きずられるようにしてついてきます。目標を分かち合い、モチベーションを高く保って行けるようにしましょう。そうすれば、自分だけではなくスタッフからのアイデアも出ますし、いろいろな工夫を一丸となってやることができます。一体感のある楽しいサロンの方が、お客さんにもハッピーオーラが伝わって不思議と引き寄せられるようになるので、新規集客もやりやすくなるはずです。