今やビジネス界で知らない人はいないと思われるアメリカのダイレクト・レスポンス・マーケティングの重鎮、ダンケネディ。そう、億万長者メーカーと言われるあの人です。
セールスライティング、コピーライティングの神様かと思われる彼も、もちろん最初からそうだった訳ではありません。どんな偉い人だって、生まれた時は赤ちゃんで、何もできなかったのです。あ、聖徳太子は違ったんでしたっけ。
ダンケネディだって、一介の営業マンだった
ダンケネディも、最初は普通の営業マンでした。そこから今の地位まで上り詰めたのです。ですから、彼の著書には、営業、つまりセールスについて私たちが学ぶべき内容がぎゅぎゅっと詰まっています。それは一度でも彼の著書を手に取ったことがある人ならば良く分かっているはず。
その中でも、営業マンのバイブルと呼べるものとして評判になっているものが「億万長者の不況に強いセールス戦略」です。不況と言われる時代、物がとにかく売れない時代に営業マンとして働き、そこで大成功をおさめたのですから、そのノウハウはお墨付きですよね。それを隠すことなくどんどん一般の人に提供してくれているのです、
今すぐ実践したいセールス戦略
その内容は、営業マン、そして起業家がすぐに実践できる内容が盛りだくさんなのです。いくらいい方法でも、例えば最初の恐ろしい額の投資が必要、などと言われればこちらはしり込みしてしまいますよね。でも、それこそ今日から、明日から使える内容がたくさんある訳です。
ダンケネディは、さすがコピーライターだけあって、タイトルもとても刺激的で、私たちの心に刺さってきます。営業をしたことがある人ならば分かるでしょうが、顧客を探しに飛び込みしてこい、と言われることがあります。全く知らない団地の前に立ち「さあ、全部声をかけて回らなきゃ・・・」という時のあの緊張感。常に成績が挙げられる人ならばここでやる気になるのでしょうが、「また断られるのか」という思いがよぎれば、なかなかチャイムを押す勇気が出ないものです。
営業マンなら「顧客を探すな！」？
しかし、この本の中で、ダンケネディは「顧客を探すな！」と言っています。求められるようになれ、と。確かにそれが最終的な理想形です。自分が売っているものをお客さんの方から「売ってください」と来てくれるようになれば、飛び込み営業をすることもないし、求めている人に売る訳だから売りやすい。そして、来てくれるということは、興味を持ってくれているということだから、別の物も営業をかけやすくなるのです。
これは営業マンだったダンケネディだからこそ書けることであり、その言葉にも説得力が出て来ます。では、求められる営業マンになるためにはどうしたらいいのでしょうか、という内容ももちろんダンケネディは述べてくれているのです。営業マンに欠かせないセールスのためのノウハウやポイントがぎっしりのこの一冊は、ダイレクト出版で販売されています。
営業に自信を持つために
世の中には、日本語に翻訳されないままの名著もたくさんあります。特にビジネス系のものについては、日本よりも当然人口の多いアメリカでは私たちが知る以上にたくさんある訳ですね。一般の本屋さんには並ぶことのないダンケネディの著書が翻訳されて販売されているのがこのダイレクト出版なのです。この「億万長者の不況に強いセールス戦略」もそのような中の１冊です。
営業マンはある意味孤独です。人よりも売り上げを上げていかなければいけないし、常に売っていなければいけないのです。もちろん挫折することだってあります。でも、売れる方法を知り、心を常に前に向かせることで、ダンケネディのような億万長者メーカーになることもできるのです。セールス戦略を自分の中に落とし、営業を自信を持って行うことができるようになる、そんな一冊のご紹介でした。
